「途上にて」(尾崎翠)
時代が未だに尾崎翠に追いついていない 「途上にて」(尾崎翠) (「百年文庫039 幻」)ポプラ社 帰途にある「私」の脳裏に 浮かんでは消えるもの。 一つはこの通りをかつて 一緒に歩いた女友達との「昔ばなし」、 一つは今日...
時代が未だに尾崎翠に追いついていない 「途上にて」(尾崎翠) (「百年文庫039 幻」)ポプラ社 帰途にある「私」の脳裏に 浮かんでは消えるもの。 一つはこの通りをかつて 一緒に歩いた女友達との「昔ばなし」、 一つは今日...
作品に漲る尋常ならざる前衛的なエネルギー 「地下室アントンの一夜」(尾崎翠) (「日本文学100年の名作第2巻」)新潮文庫 詩人・土田久久作は、 オタマジャクシの詩を 書こうとしていたところに 動物学者・松木から 小野...