「おくのほそ道」(松尾芭蕉/角川書店編)
芭蕉は決して閑人ではありません。 「おくのほそ道」 (松尾芭蕉/角川書店編)角川文庫 「古池や蛙飛びこむ水の音」。 古い池に 蛙が飛び込む音が聞こえてきた、 という単純な情景を さも新発見のように句に詠むなんて、 よほど...
芭蕉は決して閑人ではありません。 「おくのほそ道」 (松尾芭蕉/角川書店編)角川文庫 「古池や蛙飛びこむ水の音」。 古い池に 蛙が飛び込む音が聞こえてきた、 という単純な情景を さも新発見のように句に詠むなんて、 よほど...
「愛」と「権力」の狭間に立たされた帝の苦悩 「源氏物語 桐壺」(紫式部) (阿部秋生校訂)小学館 帝の寵愛を独り占めしていた桐壺の更衣はそれゆえに周囲の女御たちの反感を買い、さまざまな嫌がらせを受ける。やがて更衣は美しい...