「寂聴訳 源氏物語 巻六」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)
源氏もやはり「人」なのです 「寂聴訳 源氏物語 巻六」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 出家を望む朱雀院は最愛の娘・女三の宮の将来を心配し、源氏の妻とする道を選ぶ。心境穏やかならざる紫の上は重病を患い、二条院で転地療養...
源氏もやはり「人」なのです 「寂聴訳 源氏物語 巻六」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 出家を望む朱雀院は最愛の娘・女三の宮の将来を心配し、源氏の妻とする道を選ぶ。心境穏やかならざる紫の上は重病を患い、二条院で転地療養...
穏やかな中にも波乱の予感の漂う帖 「源氏物語 横笛」(紫式部)(阿部秋生校訂)小学館 柏木の一周忌が過ぎたある夕方、夕霧は柏木の妻・女二の宮を見舞う。母御息所は柏木最愛の横笛を夕霧に贈る。女二の宮のもとにしきりと通う夕霧...