「寂聴訳 源氏物語 巻七」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)
冴えない二代目・夕霧、主役に躍り出る 「寂聴訳 源氏物語 巻七」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 病の一条の御息所を見舞う夕霧は、女二の宮へ恋心を訴えながら一夜を明かしてしまう。それは周囲の誤解を招き、母子ともども苦悩...
冴えない二代目・夕霧、主役に躍り出る 「寂聴訳 源氏物語 巻七」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 病の一条の御息所を見舞う夕霧は、女二の宮へ恋心を訴えながら一夜を明かしてしまう。それは周囲の誤解を招き、母子ともども苦悩...
未練がましい二人の男の姿 「源氏物語 竹河」(紫式部)(阿部秋生校訂)小学館 髭黒が亡くなった後、玉鬘は娘の結婚問題に頭を悩ませることになる。長女大君は、帝からも冷泉院からも求婚されるが、玉鬘は院の妃とすることに決める。...