1 日本文学/13 戦後生まれの作家/1967 木内昇 「てのひら」(木内昇) Posted on 2021-08-22 記憶の中にある理想的な姿の崩壊 「てのひら」(木内昇)(「日本文学100年の名作第10巻」) 新潮文庫 上京した母を東京見物に連れ出した佳代子。だがことあるごとに「贅沢」を口にする母の貧乏性に違和感を感じる。上野へと出か...