「恐怖のベッド」(コリンズ)
安眠空間が「殺人マシン」と化す恐怖 「恐怖のベッド」(コリンズ/中島賢二訳)(「夢の女・恐怖のベッド 他六篇」) 岩波文庫 全身の血が凍り付いたような気がしました。私は枕の上で首を巡らし、絵の中の男に目を凝らすことで、本...
安眠空間が「殺人マシン」と化す恐怖 「恐怖のベッド」(コリンズ/中島賢二訳)(「夢の女・恐怖のベッド 他六篇」) 岩波文庫 全身の血が凍り付いたような気がしました。私は枕の上で首を巡らし、絵の中の男に目を凝らすことで、本...
自らの運命を切り拓いている主人公たち 「百年文庫093 転」ポプラ社 百年文庫第93巻、テーマは「転」。人生の「転」機を迎えた人間の姿が描かれた三編が集められています。しかしそれは運命に翻弄されているわけではなく、自らの...
押し寄せる現実的な恐怖、しかし最後に清涼剤 「黒い小屋」(コリンズ/中島賢二訳)(「夢の女・恐怖のベッド 他六篇」) 岩波文庫(「百年文庫093 転」)ポプラ社 おねえちゃんは今、この家で一人っきりなんだよな。可愛い声で...
探偵小説の源流は、こんなにも魅力に溢れた世界 「世界推理短編傑作集1」(江戸川乱歩編)創元推理文庫 「盗まれた手紙 ポオ」「助けてくれるんなら誰にだって五万フラン払うよ」という警視総監の言葉を聞いたデュパンは、小切手を受...
ユーモラス、書簡形式、最後に毒 「人を呪わば」(コリンズ/中村能三訳)(「世界推理短編傑作集1」) 創元推理文庫 ある重大事件が起こって、きみの助力を願わなければならなくなった。当課でも、経験豊富な人物のあらゆる努力を必...