「寂聴訳 源氏物語 巻十」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)
寂聴版源氏物語はなぜ注釈がないか? 「寂聴訳 源氏物語 巻十」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 匂宮の激しい情熱的な愛情に身を任せる浮舟だが、同時に薫の献身的で穏やかな愛をも拒みきれない。その板挟みに悩んだ浮舟は入水自...
寂聴版源氏物語はなぜ注釈がないか? 「寂聴訳 源氏物語 巻十」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 匂宮の激しい情熱的な愛情に身を任せる浮舟だが、同時に薫の献身的で穏やかな愛をも拒みきれない。その板挟みに悩んだ浮舟は入水自...
完璧でない、人間臭い。だからいい。 「寂聴訳 源氏物語 巻九」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 匂宮は中の君を宇治から京へと迎え入れる。その一方で、匂宮は夕霧の娘・六の君との結婚を承諾する。時の権力者・夕霧の娘が相手で...
天然フェロモン人間vs人工フェロモン使い 「寂聴訳 源氏物語 巻八」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 源氏の没後、後継者は匂宮と薫の二人と目されていた。二人の娘とともに宇治に隠遁していた源氏の異母弟・八の宮の噂を聞いた...
冴えない二代目・夕霧、主役に躍り出る 「寂聴訳 源氏物語 巻七」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 病の一条の御息所を見舞う夕霧は、女二の宮へ恋心を訴えながら一夜を明かしてしまう。それは周囲の誤解を招き、母子ともども苦悩...
源氏もやはり「人」なのです 「寂聴訳 源氏物語 巻六」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 出家を望む朱雀院は最愛の娘・女三の宮の将来を心配し、源氏の妻とする道を選ぶ。心境穏やかならざる紫の上は重病を患い、二条院で転地療養...
だからこそ源氏に活躍して欲しかった 「寂聴訳 源氏物語 巻五」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 冷泉院の美しい容貌に、玉鬘は心を奪われる。蛍の光に照らされて浮かび上がった玉鬘の美貌に、兵部卿宮の恋情は高まる。源氏の使い...
男の夢をよく知ってらっしゃる 「寂聴訳 源氏物語 巻四」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 源氏はついに大邸宅・六条院を完成させる。花散里に預けられた源氏の息子・夕霧は学問に励む一方、雲居雁への想いを募らせていく。源氏の...
つい朱雀帝に突っ込みを入れたくなる 「源氏物語巻三」(紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 帝の最愛の朧月夜との密会現場を押さえられた源氏は、自ら京を下ることによって東宮を守ろうとする。流れた先は須磨、そして明石へ。源氏はそ...
ストライクゾーンの広い男・光源氏 「寂聴訳 源氏物語 巻二」 (紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 瀬戸内源氏は、古文をまったく 感じさせないほどの現代語訳です。 初心者でも十分に理解できる 現代語訳です。 ただし、その分...
本書の特徴が最も生かされているのは「雨夜の品定め」 「寂聴訳 源氏物語 巻一」 (紫式部/瀬戸内寂聴訳)講談社文庫 桐壺更衣の生んだ皇子・光源氏は、 類い希なる美貌とともに 学問や芸能に 秀でた才を発揮する。 臣下となっ...