「希望の図書館」(リサ・クライン・ランサム)
ラングストン少年が「図書館」で見つけたもの 「希望の図書館」(リサ・クライン・ランサム/松浦直美訳) ポプラ社 一九四六年のアメリカ。故郷アラバマでは、「黒人は図書館に入れない」といわれていた。しかしラングストンは、シカ...
ラングストン少年が「図書館」で見つけたもの 「希望の図書館」(リサ・クライン・ランサム/松浦直美訳) ポプラ社 一九四六年のアメリカ。故郷アラバマでは、「黒人は図書館に入れない」といわれていた。しかしラングストンは、シカ...
野菊のメタファーと初恋の永遠の美化 「野菊の墓」(伊藤左千夫)(「野菊の墓 他七篇」)岩波文庫(「野菊の墓 他四篇」)岩波文庫(「野菊の墓」)角川文庫(「野菊の墓」)新潮文庫 「僕は野菊がだい好き。民さんも野菊が好き」「...
歌う科学者が教える「生命の不思議」 「細胞の不思議」(永田和宏)講談社 私たちの身体を作っている細胞の数が60兆個であることは、多くの人が知っていると思います。2014年度の日本の国家予算が96兆円といいますから、それに...
「正解を知るため」ではなく、「一緒に悩むため」の本として 「3・11後を生きるきみたちへ」(たくきよしみつ)岩波ジュニア新書 除染とか復興とか新エネルギーとか、今さかんに話題にされている言葉に対して、みなさんは漠然となが...
描かれているのは、ルドルフの「生き方の選択」 「ルドルフともだちひとりだち」(斉藤洋)講談社文庫 空き地に建てられた新しい家。それはアメリカから帰ってきた、イッパイアッテナのかつての飼い主・日野の家だった。イッパイアッテ...
シェイクスピア作品のエッセンスを堪能する 「シェイクスピア物語」(ラム/矢川澄子訳)岩波少年文庫 海のなかの、とある島です。住民は二人きりで、プロスペロという老人と、その娘のミランダという、なかなかきれいな乙女でした。ミ...
「不登校」にはまだまだ大きな可能性がある 「不登校でも大丈夫」(末富晶) 岩波ジュニア新書 不登校と言うと学校に行っていないその間が何の経験もない「0」の時間だと捉えられることも多いのですが、当然のことながらそんなことは...
大きな違和感、でもこれが本当の「ムーミン」 「ムーミン谷の彗星」(ヤンソン/下村隆一訳)講談社文庫 「この雨はふつうのものじゃないな」ムーミンの家を訪れたじゃこうねこは不吉な一言を発する。どうやら宇宙から何かがやってくる...
複雑系主人公をそのまま受け止める 「ピアニッシシモ」(梨屋アリエ) 講談社文庫 隣家から運び出されたピアノが縁となり、松葉は同じ歳の紗英と出会う。彼女は高慢で自信家であり、松葉とは正反対の性格だった。しかし松葉は紗英の弾...
親子で語り合う「法」のあれこれ 「父と娘の法入門」(大村敦志) 岩波ジュニア新書 「私たちが知っている「法」っていうと,日本国憲法とかかな」「憲法は中学校や高校で習うんだけど,誰もが知っていると言ったのは,憲法のことじゃ...