「なぜヒトだけが老いるのか」(小林武彦)
シニアは社会にとって必須の存在 「なぜヒトだけが老いるのか」(小林武彦)講談社現代新書 「老い」とはいったい何なのでしょうか?人にとって老いは必要なものなのです。もっと言うと、老いを実感しているシニアは社会にとって必須の...
シニアは社会にとって必須の存在 「なぜヒトだけが老いるのか」(小林武彦)講談社現代新書 「老い」とはいったい何なのでしょうか?人にとって老いは必要なものなのです。もっと言うと、老いを実感しているシニアは社会にとって必須の...
「真剣」と「滑稽」、生の現場の迫力 「看護師という生き方」(宮子あずさ) ちくまプリマー新書 看護師という仕事は、働く人の人間性に強く働きかけ、特有の人生を生きることになります。平たく言えば、看護師として働き続けていくに...
自らの心の中に、自らの行動を律する「規律」をもつ 「自由と規律」(池田潔)岩波新書 ある行為をして善いか悪いかはすでに決っていて、その人間をしてこの決定に服せしめる力が規律である。すべての規律には、これを作る人間と守る人...
本書が突きつける教育現場での進路指導の問題点 「働く。なぜ?」(中澤二朗) 講談社現代新書 私はこんな「義務」と「使命」が大事だと思っています。「義務」とは、この国の生き残りをかけた産業の高度化要請に人事として応えること...
しかし、十年経って再読した今、 「非属の才能」(山田玲司)光文社新書 「なんか違うなあ」と思っているあなた。あなたには才能がある。ただ、まわりの空気を読んで、いい人を演じて、その違和感をないことにしてきただけなのだ。本当...
最も大切なのは「主体性がポイント」 「定年準備」(楠木新)中公新書 誰もが一回限りの自分の人生を生きている。それを大切にしたいのは当たり前のことだ。昔であれば、両親や先輩の言うことを聞き、従来と同じことをしていれば乗り切...
「やさしさ」はさらに変遷している 「やさしさの精神病理」(大平健) 岩波新書 もしかすると、”やさしさ”は現代の”時代の気分”なのかもしれません。どうして”やさしさ”がこれほどまでに尊重されるようになったのでしょうか?か...
これからの生き方を考えるための一冊 「還暦からの底力」(出口治明) 講談社現代新書 私はまもなく56歳となります。退職まであと4年だったのですが、公務員の定年が延長となり、私の場合は64歳まで働けるようになりました。ただ...
教育に携わるすべての人に一読して欲しい 「キャリア教育のウソ」(児美川孝一郎) ちくまプリマー新書 キャリア教育の必要性が叫ばれてから十数年たちました。なんでも若者が就職できない、それは教育が悪いせいだと。学校で仕事につ...
百通りの「定年後」があるはずなのですから 「定年後」(楠木新)中公新書 近年、定年退職後の生き方に焦点を当てた本がベストセラーになることが多いようです。本書もその一冊であり、しかも本書刊行の一年後には「定年準備」、さらに...