「仕事が人をつくる」(小関智弘)
他人の真似できないことで勝負する 「仕事が人をつくる」(小関智弘) 岩波新書 仕事が人をつくり、人を育てる。人は働きながら、その人となってゆく。人格を形成するといっては大袈裟だけれど、その人がどんな仕事をして働いてきたか...
他人の真似できないことで勝負する 「仕事が人をつくる」(小関智弘) 岩波新書 仕事が人をつくり、人を育てる。人は働きながら、その人となってゆく。人格を形成するといっては大袈裟だけれど、その人がどんな仕事をして働いてきたか...
「まともな働き方」を考える第一歩として 「就職とは何か」(森岡孝二)岩波新書 就職環境が悪化し、学生が弱い立場に置かれた。本書の課題は、学生の就職活動はいまどうなっているかという問いに、雇用の現場はどうなっているかという...
「ぼんやり」という至福の時間を愉しむ 「ぼんやりの時間」(辰濃和男) 岩波新書 森や闇や静謐や風土生命体を失った人間は、当然のことながら、ぼんやりできる空間、時間を失い、とめどない心の破壊、という打撃を受けている。現代人...
何となくわかってきました。「働く」ということが。 「働くということ」(黒井千次) 講談社現代新書 こうしていつの間にか、「労働」はぼくにとっての文学の主題となり、小説の出発点となった。あまりにも漠として捉え難い現代を掴む...
シニアは社会にとって必須の存在 「なぜヒトだけが老いるのか」(小林武彦)講談社現代新書 「老い」とはいったい何なのでしょうか?人にとって老いは必要なものなのです。もっと言うと、老いを実感しているシニアは社会にとって必須の...
「真剣」と「滑稽」、生の現場の迫力 「看護師という生き方」(宮子あずさ) ちくまプリマー新書 看護師という仕事は、働く人の人間性に強く働きかけ、特有の人生を生きることになります。平たく言えば、看護師として働き続けていくに...
自らの心の中に、自らの行動を律する「規律」をもつ 「自由と規律」(池田潔)岩波新書 ある行為をして善いか悪いかはすでに決っていて、その人間をしてこの決定に服せしめる力が規律である。すべての規律には、これを作る人間と守る人...
本書が突きつける教育現場での進路指導の問題点 「働く。なぜ?」(中澤二朗) 講談社現代新書 私はこんな「義務」と「使命」が大事だと思っています。「義務」とは、この国の生き残りをかけた産業の高度化要請に人事として応えること...
しかし、十年経って再読した今、 「非属の才能」(山田玲司)光文社新書 「なんか違うなあ」と思っているあなた。あなたには才能がある。ただ、まわりの空気を読んで、いい人を演じて、その違和感をないことにしてきただけなのだ。本当...
最も大切なのは「主体性がポイント」 「定年準備」(楠木新)中公新書 誰もが一回限りの自分の人生を生きている。それを大切にしたいのは当たり前のことだ。昔であれば、両親や先輩の言うことを聞き、従来と同じことをしていれば乗り切...