「ハックルベリイ・フィンの冒険」(トウェイン)②
100年先の読み手を意識したような作品の奥深さ 「ハックルベリイ・フィンの冒険」 (トウェイン/村岡花子訳)新潮文庫 逃亡に成功したハックと黒人・ジムは、 筏やカヌーを駆使して ミシシッピー川を下る。 その先々で彼らは、...
100年先の読み手を意識したような作品の奥深さ 「ハックルベリイ・フィンの冒険」 (トウェイン/村岡花子訳)新潮文庫 逃亡に成功したハックと黒人・ジムは、 筏やカヌーを駆使して ミシシッピー川を下る。 その先々で彼らは、...
よし、それじゃあ僕は地獄へ行こう 「ハックルベリイ・フィンの冒険」 (トウェイン/村岡花子訳)新潮文庫 トムとの冒険の末に大金持ちになり、 ダグラス未亡人の 養子となったハック。 それを聞きつけた父親が現れ、 彼を連れ去...
諸手をあげて新訳に大賛成 「トム・ソーヤーの冒険」(トウェイン/柴田元幸訳)新潮文庫 私があれこれ書くまでもなく、 何度読んでも素晴らしい小説です。 破天荒なトムのキャラクター、 トムとハックの友情、 トムとベッキーの幼...
一言で言うと、「大人は判ってくれない」 「トム・ソーヤーの冒険」(トウェイン/柴田元幸訳)新潮文庫 前回本作品を取り上げ、 エンターテインメントてんこ盛りの 面白さと書きました。 私は子どもの頃、 そして若い頃に、 その...
エンターテインメントてんこ盛りの面白さ 「トム・ソーヤーの冒険」(トウェイン/柴田元幸訳)新潮文庫 勉強嫌いの少年・トムは、 学校の中では 多くの男友達と腕白ぶりを発揮し、 学校が終わると 町の浮浪児・ハックとともに、 ...
少女の心を保ち続けたシスター・アンソニー 「クリスマスツリー」 (サラモン/中野恵津子訳)新潮文庫 ロックフェラー・センターの クリスマスツリーの設置を 任されている「私」は、 ある修道院の敷地内に育った 一本のドイツト...
子どもたちと名作文学を結びつけてくれる素敵な一冊 「百万ポンド紙幣」(トウェイン/堀川志野舞訳) (絵:ヨシタケシンスケ)理論社 前回取り上げた トウェインの「百万ポンド紙幣」。 その記事を投稿したその日に 勤務校の図...
まさに19世紀末のアメリカのおとぎ話 「百万ポンド紙幣」(トウェイン/三浦朱門訳)(「百年文庫036 賭」)ポプラ社 「百万ポンド紙幣」(トウェイン/堀川志野舞訳)(絵:ヨシタケシンスケ)理論社 米国民の「私」は、ある事...
あったのは笑いのツボです。 「平安の衣」(O.ヘンリー/大津栄一郎訳) (「20世紀アメリカ短篇選(上)」) 岩波文庫 エリート中のエリートで、 人物にも優れ、 かつお洒落で有名な ベルチェインバースが 突然失踪した。 ...
語られていない20年間に、思いを馳せてしまいます 「二十年後」(O.ヘンリー/芹澤恵訳)(「1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編」) 光文社古典新訳文庫 警邏中の巡査は、閉店中の店の前に立つ男に話しかける。男は約束を果...