「さぶ」(山本周五郎)①
栄二の立ち直りが、本作品の読みどころです 「さぶ」(山本周五郎)新潮文庫 若くして腕のいい職人栄二は、 ある事件がもとで 石川島の人足寄場へ送られる。 夢を砕かれ自暴自棄になる栄二。 だが、寄場での さまざまな人間との交...
栄二の立ち直りが、本作品の読みどころです 「さぶ」(山本周五郎)新潮文庫 若くして腕のいい職人栄二は、 ある事件がもとで 石川島の人足寄場へ送られる。 夢を砕かれ自暴自棄になる栄二。 だが、寄場での さまざまな人間との交...
周五郎人情もの作品の片鱗を垣間見ることができる 「殺人仮装行列」(山本周五郎)新潮文庫 破砕光線を開発する研究所で 機密漏洩が発生する。 研究員・柚木が、深夜に 忍び込んできた男を捕らえると、 それは同僚の島田だった。 ...
少年探偵・春田龍介の圧倒的存在感 「黄色毒矢事件」(山本周五郎)新潮文庫 無燃料機関の研究者・春田博士の実験中、 娘の文子が誘拐され、 機密も奪い去られる。 博士の息子で中学生の龍介は、 少年探偵として事件の究明にあたる...
ありとあらゆる「感動する」成分が詰め込まれている 「みずぐるま」(山本周五郎)(「おさん」)新潮文庫 旅芸人の一座で 薙刀の曲芸をしていた娘・若尾は、 岡崎藩弘田家の養女となる。 もともと武家の娘であった若尾は、 弘田家...
源七郎と兵庫・共鳴する二人の生き方 「青竹」(山本周五郎)(「おさん」)新潮文庫 佐和山城主・井伊直政の家臣に、 関ヶ原の合戦の折、 敵の武将の首を挙げたものの 武功を名乗り出ずにいた者がいた。 余吾源七郎である。 その...
「競争」について考えたこと 「鼓くらべ」(山本周五郎) (「松風の門」)新潮文庫 「すべて芸術は、 人の心をたのしませ、清くし、 高めるために役立つべきもので、 そのために誰かを負かそうとしたり、 人を押退けて ...
何度読んでも爽やかな風が心の中に吹き抜ける 「鼓くらべ」(山本周五郎) (「松風の門」)新潮文庫 城下での鼓の稽古を終えて 帰ってきたお留伊は、 いつも自分の鼓の音色を 聴いてくれていた旅の老人が 病に伏していることを知...