「すきまのおともだちたち」(江國香織)①
書かれてあることをあるがまま受け止めるべき小説 「すきまのおともだちたち」 (江國香織)集英社文庫 新聞記者である「私」は、 仕事で訪れた町で道に迷い、 見覚えのない 不思議な世界へ入りこむ。 そこで「私」は小さな女の子...
書かれてあることをあるがまま受け止めるべき小説 「すきまのおともだちたち」 (江國香織)集英社文庫 新聞記者である「私」は、 仕事で訪れた町で道に迷い、 見覚えのない 不思議な世界へ入りこむ。 そこで「私」は小さな女の子...
こんな素敵なキスができるのであれば 「こうばしい日々」 (江國香織)新潮文庫 今日は「僕」・ダイの11歳の誕生日だ。 出がけにお姉ちゃんが プレゼントをくれた。 でもそれより嬉しかったのは ジルからもらったプレゼント。 ...
亡霊からも見捨てられたまさはる 「亮太」(江國香織) (「それはまだヒミツ」今江祥智編) 新潮文庫 まさはるは夏が嫌い。暑いのが嫌い。夏の食べ物もも嫌い。何よりプールが嫌い。泳げないから。今日も嫌々ながら通ったプールで...
がんばれニッポン! 「夏から夏へ」 (佐藤多佳子)集英社文庫 ※本記事は2016年7月に Yahoo!ブログへ投稿したものを 一部修正したものです。 ずっと前から読みたかったのです。 オリンピック前に。 いえいえ、リ...
3つのピースがはめ込まれて一つの大きな絵が完成する 「サマータイム」 (佐藤多佳子)新潮文庫 11歳の進と12歳の姉・佳奈は、 どしゃ降りの雨のプールで じたばたもがくような、 不思議な泳ぎをする 13歳の広一と出会う。...