「壺中美人」(横溝正史)
昭和時代の最先端のいかがわしさ 「壺中美人」(横溝正史)(「壺中美人」)角川文庫 画家がアトリエで何者かに刺殺される。使用人は血まみれのナイフを握りしめた女が、体をくねらせて壺の中に入っていこうとしているのを目撃したとい...
昭和時代の最先端のいかがわしさ 「壺中美人」(横溝正史)(「壺中美人」)角川文庫 画家がアトリエで何者かに刺殺される。使用人は血まみれのナイフを握りしめた女が、体をくねらせて壺の中に入っていこうとしているのを目撃したとい...
次はその「骨格」を愉しんでみませんか 「死神の矢(原形版)」(横溝正史)(「金田一耕助の新冒険」)光文社文庫 「ハートのクインを矢で射止めた者を娘の婿にする」。考古学者・古館の言葉に、招かれていた金田一は慄然とする。その...
真相をうやむやにする人情家・金田一 「死神の矢」(横溝正史)(「死神の矢」)角川文庫 「ハートのクインを矢で射止めた者を娘の婿にする」。考古学者・古館の言葉に、招かれていた金田一は慄然とする。その悪い予感は的中し、競技に...
いかにも怪しい登場人物、しかし… 「洞の中の女」(横溝正史)(「金田一耕助の冒険」)角川文庫 世田谷の一軒家を買い入れた作家・根岸の娘は、庭の木の洞を埋めたセメントの表面から一本の毛髪が伸びていることに気づく。不吉な思い...
爛れた性愛関係、真相はいったい… 「火の十字架」(横溝正史)(「魔女の暦」)角川文庫 金田一耕助に届いた一通の手紙には、これから起こるであろう殺人が予告されていた。手紙が示す浅草パラダイスに駆けつけていた金田一と等々力警...
改作における横溝の思考過程を読み取れる作品 「支那扇の女(原形版)」(横溝正史)(「金田一耕助の帰還」)光文社文庫 成城の住宅街で起きた二重殺人事件。現場から半狂乱で逃げ出した女は、自殺を図るが警官に止められる。その女・...
金田一耕助の事件簿054 「因縁、復刊!」の文字が躍る通りの強烈な「因縁」 「支那扇の女」(横溝正史)(「支那扇の女」)角川文庫 成城の住宅街で起きた二重殺人事件。現場から半狂乱で逃げ出した女は、自殺を図るが警官に止めら...
「原形版」と「完成形」が浮き彫りにしているのは… 「魔女の暦(原形版)」(横溝正史)(「金田一耕助の新冒険」)光文社文庫 浅草のレビューの舞台、三人の魔女役が肢体を晒して踊っていた。金田一の目前で魔女の一人が毒を塗った吹...
キーワードは、エロティック&グロテスク。 「魔女の暦」(横溝正史)(「魔女の暦」)角川文庫 浅草のレビューの舞台、三人の魔女役が肢体を晒して踊っていた。金田一の目前で魔女の一人が毒を塗った吹き矢を撃たれ殺害される。吹き矢...
手毬唄どおりに起こる見立て殺人の恐怖! 「悪魔の手毬唄」(横溝正史) 角川文庫 最初に殺害された泰子の死体には漏斗と升が、次に殺された文子の死体には竿秤と作り物の大判小判が置かれていた。それは鬼首村に伝わる手毬唄の言葉ど...