1 日本文学/12 大正・戦前生まれの作家/1925 大城立裕 「夏草」(大城立裕) Posted on 2020-09-04 性が生へと昇華していく 「夏草」(大城立裕)(「日本文学100年の名作第8巻」) 新潮文庫 砲弾の雨が降り注ぐ沖縄。娘と息子を失った「私」は、妻と二人きりで彷徨っていた。食糧も尽きた。死んだ一人の兵士の腰元を見ると、そこ...