「食慾について」(大岡昇平)
死んだ同僚と、生き残った自分との差異 「食慾について」(大岡昇平)(「日本文学100年の名作第4巻」) 新潮文庫 フィリピン戦線でのある夜、銃声を聞きつけた「私」たちは敵襲と考え、銃を手にして床に伏せた。ところが隣に寝て...
死んだ同僚と、生き残った自分との差異 「食慾について」(大岡昇平)(「日本文学100年の名作第4巻」) 新潮文庫 フィリピン戦線でのある夜、銃声を聞きつけた「私」たちは敵襲と考え、銃を手にして床に伏せた。ところが隣に寝て...
軍隊という組織の「闇」 「暗号手」(大岡昇平)(「百年文庫007 闇」)ポプラ社 フィリピン戦線サンホセ警備隊に所属する「私」は、隊唯一の暗号手として使役の仕事を上手に逃れていた。自分が任務を全うできないときの備えとして...