「大和古寺風物誌」(亀井勝一郎)
日本の再生に向けて示された基本理念 「大和古寺風物誌」(亀井勝一郎) 新潮文庫 推古天皇の御代、上宮太子が摂政として世を治めておられた飛鳥の頃は、私にとって最も懐しい歴史の思い出である。私ははじめ史書によってこの時代を学...
日本の再生に向けて示された基本理念 「大和古寺風物誌」(亀井勝一郎) 新潮文庫 推古天皇の御代、上宮太子が摂政として世を治めておられた飛鳥の頃は、私にとって最も懐しい歴史の思い出である。私ははじめ史書によってこの時代を学...
「竹取物語」ですでに、日本文学は完成していた 「竹取物語 全訳注」(上坂信男) 講談社学術文庫 今は昔、竹取の翁といふもの有けり。野山にまじりて竹を取りつつ、万の事に使ひけり。名をばさるきのみやつことなん言ひける。その竹...
私たちには政権を監視する義務がある 「太平洋戦争 日本の敗因6」(NHK取材班)角川ソフィア文庫 日本はなぜ、戦争終結にあたって、ソ連頼みの和平工作に最後まで望みを託したのか。ソ連は、明治の日露戦争後も日本にとっては最大...
「日本はアジアを侵略した」という事実 「太平洋戦争 日本の敗因5」(NHK取材班)角川ソフィア文庫 九七パーセントが、生きて日本に帰ることはなかった。レイテ戦以降の一〇か月間に、フィリピン全体で戦死した日本兵は四七万人に...
現代日本の「組織」そのものを変える必要がある 「太平洋戦争 日本の敗因4」(NHK取材班)角川ソフィア文庫 「インパールを三週間で攻め落とす」―室田口司令官のこの大号令で昭和一九年三月にはじまった同作戦には、前記三個師団...
日本が選択したのは「人命軽視」 「太平洋戦争 日本の敗因3」(NHK取材班)角川ソフィア文庫 マリアナ沖海戦での失敗が、科学的に分析されていれば、若者の命を特攻によって粗末にすることの無意味さを悟ることもできたはずである...
告発されているのは日本における「無責任体質」 「太平洋戦争 日本の敗因2」(NHK取材班編)角川ソフィア文庫 米軍から跳ね返された日本兵は、武器・弾薬・食糧の補給がないまま、ジャングルにおおわれた山中をさ迷い歩き、消耗を...
経済戦争の焼け野原が広がっている現代に 「太平洋戦争 日本の敗因1」(NHK取材班編)角川ソフィア文庫 日本や日本人が戦前と少しも変わっていない部分。それを、五〇年前の太平洋戦争のいくつかの戦局を抜き取り分析することによ...
「土地の名前」に潜んでいるものの意味や価値 「鳥と雲と薬草袋/ 風と双眼鏡、膝掛け毛布」(梨木香歩) 新潮文庫 ひとはこんなにも分かち難く土地と結びついている。長い年月をかけて思いをかけられた地名は、ときに生きていくエネ...
「十五少年漂流記」に胸を躍らせた大人のあなたに 「「十五少年漂流記」への旅」(椎名誠) 新潮文庫 「十五少年漂流記」を知らない方はいないと思われます。ジュール・ヴェルヌが1888年に発表した冒険ジュヴナイルで、無人島に漂...