「ニュールンベルクのストーブ」(ウィーダ)
オーガストとネロ、結末は180度違います 「ニュールンベルクのストーブ」 (ウィーダ/村岡花子訳) (「フランダースの犬」)新潮文庫 9歳の少年・オーガストは、 母はすでになく兄弟が数人いて 父親は飲んだくれ。 でも家に...
オーガストとネロ、結末は180度違います 「ニュールンベルクのストーブ」 (ウィーダ/村岡花子訳) (「フランダースの犬」)新潮文庫 9歳の少年・オーガストは、 母はすでになく兄弟が数人いて 父親は飲んだくれ。 でも家に...
ここに描かれている状況は21世紀日本の姿 「フランダースの犬」 (ウィーダ/村岡花子訳)新潮文庫 犬のパトラシエ、 そしておじいさんとともに暮らす 貧しい少年・ネロ。 貧しいが故に村の有力者 コゼツ氏から嫌われ、 娘アロ...
思い続け、信じ続け、待ち続けたメアリー 「五十年後」(ドイル/延原謙訳)(「ドイル傑作集1」)新潮文庫 「五十年後」(ドイル/延原謙訳) (「百年文庫002 絆」)ポプラ社 英国ブリスポートの工員・ジョンは、会社倒産の際...
世界の児童文学の輝かしい幕開け 「不思議の国のアリス」 (キャロル/矢川澄子訳)新潮文庫 ある日、少女アリスは 人の言葉を喋りながら歩く 白ウサギと出くわす。 アリスは白ウサギを追いかけて、 ウサギ穴に落下する。 辿り着...
「不思議の国」と「鏡の国」、違いはどこなのか? 「鏡の国のアリス」 (キャロル/矢川澄子訳)新潮文庫 口をきくオニユリ、 赤の女王と白の女王、 おしゃべりする大きな蚊、 双子のソックリダムと ソックリディー、 編み物をす...
死んだ少年の爽やかな「成長物語」 「青空のむこう」 (シアラー/金原瑞人訳)求龍堂 トラックにはねられ、 気づいたときには「死者の国」に 立っていた少年ハリー。 150年前に死んだアーサーと 仲良くなり、彼の導きでハリー...
舞台と時代の設定から見えてくる作者の警告 「蠅の王」 (ゴールディング/平井正穂訳) 新潮文庫 前回は本書「蠅の王」について、 登場人物の役割から 作品を考察してみました。 今日は舞台背景について考えてみます。 着目し...
読み終えて後味の悪さが強く残る作品です 「蠅の王」 (ゴールディング/平井正穂訳) 新潮文庫 どことも知れない孤島に 取り残された少年たち。 大人のいない島で 彼らは隊長を選び、 救出されるのを待ちながら 平和な生活を...
ラントは果たして妻を殺したのか? 「ラント夫人」 (ウォルポール/平井呈一訳) (「百年文庫084 幽」)ポプラ社 ラントという小説家からの 招きを受け、 海辺の屋敷へ出向いた「わたし」。 通された部屋に 一人の老婆がた...