「座頭の鈴」(横溝正史)
人形佐七捕物帳012 謎解きよりも活劇、それが時代物の面白さ 「座頭の鈴」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳一」) 春陽堂書店 大店の旦那衆の会合で伊丹屋藤兵衛が持ち出したのは「座頭の鈴」。前年の秋、湯治帰りの道で出会...
人形佐七捕物帳012 謎解きよりも活劇、それが時代物の面白さ 「座頭の鈴」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳一」) 春陽堂書店 大店の旦那衆の会合で伊丹屋藤兵衛が持ち出したのは「座頭の鈴」。前年の秋、湯治帰りの道で出会...
金田一耕助の事件簿047 もしや犯則技?多様な捜査手法を見せる金田一 「泥の中の女」(横溝正史)(「金田一耕助の冒険」)角川文庫 訪問した屋敷の離れに死体を発見したヤス子は交番に通報、巡査をその家に案内するが、死体はどこ...
人形佐七捕物帳008 人形佐七も危機一髪、犬娘恐るべし 「犬娘」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳一」) 春陽堂書店 鼈甲問屋・長崎屋から奇妙な葬式が出される。柩の中の主・十兵衛はまだ生きているのだが、祟りを鎮めるため...
殺人事件は起きたのか起きなかったのか? 「檻の中の女」(横溝正史)(「金田一耕助の冒険」)角川文庫 鈴の音のする不審なボートに載せられた檻の中には、瀕死の女性が閉じ込められていた。女性は一命を取り留めたが、その自宅では殺...
人形佐七捕物帳006 佐七の人情、法をも曲げる大胆さ 「非人の仇討」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳一」) 春陽堂書店 辰と豆六に連れられてきた雪之丞は、三日前に起きた不思議な出来事を語る。謎の屋敷に迎え入れられ、薬...
金田一耕助の事件簿 040 犯人をペテンにかける金田一耕助 「鏡が浦の殺人」(横溝正史)(「扉の影の女」)角川文庫 心臓発作と判断された江川教授の死に、助手の加藤は異を唱える。巧妙に毒殺されたのだという。教授は前日、海上...
佐七、醜態をさらす。お粂、手柄を挙げる。 「佐七の青春」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳二」) 春陽堂書店 夫婦喧嘩して家を飛び出した佐七は、美女・お絹に声をかけられ、つい一杯始めてしまう。船の中で酔い潰れていた佐七...
誰にでも化けられる、芸人百面相。 「百面相芸人」(横溝正史)(「ペルシャ猫を抱く女」)角川文庫(「横溝正史ミステリ 短篇コレクション③」)柏書房 どんな人間にも瓜二つに化けることのできる「顔面模写」を売り物にしていた...
殺人鬼の佝僂女、過去の怨念か!? 「括り猿の秘密」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳二」) 春陽堂書店 ならず者がひったくった風呂敷包みから出てきたのは、若い娘の生首。それは呉服商ひさご屋の娘・お浪のものだった。生首と...
作品と連動する竹中英太郎の幻のデビュー挿画 「桐屋敷の殺人事件」(横溝正史)(「挿絵叢書 竹中英太郎(二)」)皓星社 新井巡査はふと一件の西洋館の前に立ち止まると、そこの軒灯の灯影で腕時計を眺めた。十一時二十五分。規定の...