「野の少女」(島木健作)
昭和十年代の外側に立つ女性・原田玉枝 「野の少女」(島木健作)(「赤蛙」)新潮文庫 政治家・池尻家の女中・原田玉枝は、家人たちのわがままな振舞いや無理難題の中で、それに負けずに生きてきた。しかしもう一人の女中なかまのカズ...
昭和十年代の外側に立つ女性・原田玉枝 「野の少女」(島木健作)(「赤蛙」)新潮文庫 政治家・池尻家の女中・原田玉枝は、家人たちのわがままな振舞いや無理難題の中で、それに負けずに生きてきた。しかしもう一人の女中なかまのカズ...
「私」もまた自らを変革しようと試みる人間 「赤蛙」(島木健作) (「赤蛙」)新潮文庫 桂川に沿って散歩していた「私」は、中州に一匹の赤蛙のいるのを見つけた。赤蛙はそこから川に飛び込んだものの、流れの速さに耐えられず、浮か...
これは現代でいう「大人のADHD」 「煙」(島木健作) (「百年文庫014 本」)ポプラ社 叔父の営む古本屋で 店番をさせてもらっている耕吉は、 叔父に願い出て、 洋書の競りに 初めて一人で参加させてもらう。 しかし、熱...