「裏切る時計」(横溝正史)
ミステリーというよりはミステイク 「裏切る時計」(横溝正史)(「恐ろしき四月馬鹿」)角川文庫(「横溝正史ミステリ 短篇コレクション①」)柏書房 私は今迄、その女、山内りん子殺害の動機に就いては、誰にも本統の事を打開けは...
ミステリーというよりはミステイク 「裏切る時計」(横溝正史)(「恐ろしき四月馬鹿」)角川文庫(「横溝正史ミステリ 短篇コレクション①」)柏書房 私は今迄、その女、山内りん子殺害の動機に就いては、誰にも本統の事を打開けは...
横溝はショートショートの名手でもあった 「建築家の死」(横溝正史)(「横溝正史ミステリ 短篇コレクション③」)柏書房 「建築家の死」(横溝正史)(「ペルシャ猫を抱く女」)角川文庫 夜になるとすすり泣きのような声が聞こえ...
ミステリではなくコント、いや駄洒落…。 「キャン・シャック酒場」(横溝正史)(「横溝正史ミステリ 短篇コレクション①」)柏書房 「キャン・シャック酒場」(横溝正史)(「恐ろしき四月馬鹿」)角川文庫 喫茶の女給が好きだっ...
何ともいえないロマンが潜んでいます 「花嫁富籤」(横溝正史)(「横溝正史ミステリ 短編コレクション⑥」)柏書房 「花嫁富籤」(横溝正史) (「青い外套を着た女」)角川文庫 当選金額一万円と副賞花嫁衣装で話題となった花嫁...
「乱歩作品の風味」「横溝後期の予兆」「横溝前期の特徴」 「花髑髏」(横溝正史)(「花髑髏」)角川文庫(「由利・三津木探偵小説集成2」) 柏書房 探偵・由利のもとに舞い込んだ差出人不明の手紙。そこには殺人事件の予告と由利へ...
四人の人物による告白体、真相は…。 「片腕」(横溝正史)(「山名耕作の不思議な生活」)角川文庫(「横溝正史ミステリ 短編コレクション①」)柏書房 お妙が汽車にはねられた。自殺したらしい。お妙が間借りしていた先の小間物...
人形佐七捕物帳013 お粂が佐七に代わって大冒険大活躍 「花見の仮面」(横溝正史)(「完本 人形佐七捕物帳一」) 春陽堂書店 花見の幕の中から出てきた仮面の男。その直後、ただならぬ男女の悲鳴が聞こえ、幕の中では大店の旦那...
本事件の金田一は名推理、それとも透視能力? 「柩の中の女」(横溝正史)(「金田一耕助の冒険」)角川文庫 運送店の店員・白井は、依頼主からの注文通り、上野の美術館から審査に落選した石膏像を受け取りに来る。しかしその輸送途中...
境界の崩れた一種のパラレルな世界、底無沼 「底無沼」(角田喜久雄)(「怪奇探偵小説集続」)双葉社 水がもう喉まで来た。笑いたいと思ったが、苦しかった。胸に鋳型をはめられたような圧迫をうけた。ふと、足先に何か感じた。おや!...
単純な事件、ひねりの効いた「真相」 「印度林檎」(角田喜久雄)(「新青年傑作選集1」)角川文庫 女は、四度目に会ったその日、ようやく名前を明かし、良輔を自宅に招き入れた。しかし電気が消えたその一瞬、突如現れた覆面の男が良...