「寂聴と読む源氏物語」(瀬戸内寂聴)
「プライド」という新しい視点を提示した本書 「寂聴と読む源氏物語」(瀬戸内寂聴) 講談社文庫 現在私は、五年前に読破した寂聴訳・谷崎訳・与謝野訳の三つの現代語訳版と、高校生用の国語便覧、そして源氏物語に関わる資料をとっか...
「プライド」という新しい視点を提示した本書 「寂聴と読む源氏物語」(瀬戸内寂聴) 講談社文庫 現在私は、五年前に読破した寂聴訳・谷崎訳・与謝野訳の三つの現代語訳版と、高校生用の国語便覧、そして源氏物語に関わる資料をとっか...
源氏、捲土重来を果たす 「源氏物語 明石」(紫式部)(阿部秋生校訂)小学館 何日も続いた嵐のある夜、源氏の枕元に父・桐壺院の霊が現れ、須磨の浦を立ち去るよう示唆する。翌朝、やはり夢のお告げを受けたという明石の入道が舟で現...