「ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版」(梨木香歩)
私たち一人一人に「内なるリーダー」が必要となる 「ほんとうのリーダーの みつけかた 増補版」(梨木香歩) 岩波現代文庫 一見、ハウツー本のようなタイトルですが、そうではありません。「あなたの、 ほんとうのリーダーは、...
私たち一人一人に「内なるリーダー」が必要となる 「ほんとうのリーダーの みつけかた 増補版」(梨木香歩) 岩波現代文庫 一見、ハウツー本のようなタイトルですが、そうではありません。「あなたの、 ほんとうのリーダーは、...
ノンフィクションとして正しく読まれるべき作品 「ぼくはイエローでホワイトで ちょっとブルー」(ブレイディみかこ)新潮文庫 慌ただしく学校に行った息子の部屋に掃除に行くと、机の上に国語ノートが開かれたままに...
きっと源氏物語を読みたくなる 「平安人の心で「源氏物語」を読む」(山本淳子)朝日新聞出版 5年ほど前、源氏物語の現代語訳(寂聴訳と谷崎訳)を初めて読みました。大きな感動がありましたが、同時に「よくわからない部分」も多々あ...
世界文学の流れを俯瞰するための一冊 「要約世界文学全集Ⅰ」(木原武一) 新潮文庫 面白い本にまた出会うことができました。世界の文学作品を一作13頁に要約し、紹介してあるのです。第1巻だけで31作品。寝る前に一篇ずつ読み、...
重荷を背負っている子どもたちの詩 「空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集」(寮美千子編)新潮文庫 これはただの詩集ではありません。奈良少年刑務所での少年少女の更生の過程で創られた詩を集めたものです。 かれこ...
健全な精神は、健全な肉体に宿る 「ガンに生かされて」(飯島夏樹) 新潮文庫 プロ・ウインド・サーファーの飯島夏樹さんが逝かれてから、早いものですでに15年になります。当時、ネット上に掲載されたエッセイを読みながら「なんて...
これはもはや「聖書」というより「性書」 「絵画で読む聖書」(中丸明) 新潮文庫 宗教と美術に関わる難しい内容の本かと思いきや、最初の数ページをめくって、あまりの面白さに、ついつい引き込まれるように読んでしまいました。内容...
子どもの世界っていいですねで終わっていない 「ときどきの少年」(五味太郎) 新潮文庫 草野球の審判を引き受けた若い警察官は、「ぼく」たちに技術指導まで始める。「ぼく」はそれを煩わしく感じ、いつもの調子が出ない。最終回、塁...
自分は飛行機型人間を育てているのだろうか 「思考の整理学」(外山滋比古) ちくま文庫 折にふれて読み返しているエッセイ集です。それも冒頭の一編「グライダー」を、何度となく読み返しています。教職に就いていて、常に問題意識を...
エッセイというよりは私小説を読んでいるような 「父の詫び状」(向田邦子)文春文庫 今、巷にはたくさんのエッセイが並んでいます。タレント、モデル、スポーツ選手、学者、…。そのほとんどがつまらないものばかりです。店頭でページ...