「つくられた明日」(眉村卓)
「未来とは誰がつくるものなのか」という「問い」 「つくられた明日」(眉村卓)角川文庫 11月1日以降が空白となっている「未来予告」。本を手にした誠一は驚愕する。もしかしたら自分は死を宣告されたのかもしれない。謎の人物たち...
「未来とは誰がつくるものなのか」という「問い」 「つくられた明日」(眉村卓)角川文庫 11月1日以降が空白となっている「未来予告」。本を手にした誠一は驚愕する。もしかしたら自分は死を宣告されたのかもしれない。謎の人物たち...
「超能力大戦」に陥らない本作品の魅力 「天才はつくられる」(眉村卓)(「天才はつくられる」)角川文庫 図書室の新刊本の中に紛れ込んでいた「学習教程」。それは超能力習得のための教科書であり、それを読んだ史郎は超能力に目覚め...
歴史改変、そして反転する「入れ子構造」 「名残の雪」(眉村卓)(「思いあがりの夏」)角川文庫 雑誌社の守衛・伊藤が、暴漢に撃たれて亡くなる。親しかった社員の「ぼく」は彼の家を訪問するが、そこで彼の妻から遺品の原稿を手渡さ...
私たちのすぐ隣にそっと寄り添うSF 「素顔の時間」(眉村卓)角川文庫 「点滅」佐久間が取材した学者は、刈谷という変人だった。自宅の一室でありながらサングラスにマスク、手袋着用といういでたちで現れた刈谷は、人間の欲望はある...
「変化を受け入れる」にせよ「変化を拒む」にせよ 「強いられた変身」(眉村卓)角川文庫 「長い夢」クラの任務は、「三名一組の宇宙飛行士の乗務体制を人間二名+ロボット一台へと変更する案件」に反対する飛行士たちの心理調査だった...
一分間で立ち現れる疑似空間 「ショート・ショート 一分間だけ」(眉村卓)角川文庫 ぼくは一策を案出しました。登場人物の名前の最初の音をアイウエオの順にして行こう。アキラではじまったら、次はイサム、その次は……として行けば...
ひと味違う、パラレルワールド・ストーリー 「傾いた地平線」(眉村卓)角川文庫 SF作家である「私」は、気がついたら十数年前に辞めたはずの会社にいた。そこで「私」は次長として会社員を続けていたのだった。同僚たちは当たり前の...
中学校一年生の心で読むべきSFジュヴナイル 「二十四時間の侵入者」(眉村卓)(「二十四時間の侵入者」)角川文庫 何もない空間から突然現れた少年は、明らかに敵意のある目をしていた。目撃した隆一と未代子の学校にも、その少年は...
来たのは迷惑系美少女未来人! 「闇から来た少女」(眉村卓)(「二十四時間の侵入者」)角川文庫 この団地には美少女の妖怪が現れる。その噂話をまったく信じていなかった克雄だったが、彼が出会った美少女・大森由美子は、彼の目の前...
SFジュヴナイルの名作、胸がときめきます 「とらえられたスクールバス 前編・中編・後編」(眉村卓)角川文庫 学園のスクールバスは、突然乗り込んできた謎の少年によって、時空を越え過去の世界へと到達する。少...