「マッチ売りの少女」(アンデルセン)
彼女が求めたのは「自分を愛してくれる人間」 「マッチ売りの少女」(アンデルセン/天沼春樹訳) (「アンデルセン傑作集」)新潮文庫 大晦日の街の通りを、 裸足で歩く少女は、 売り物のマッチが一つも売れず、 家に帰るに帰...
彼女が求めたのは「自分を愛してくれる人間」 「マッチ売りの少女」(アンデルセン/天沼春樹訳) (「アンデルセン傑作集」)新潮文庫 大晦日の街の通りを、 裸足で歩く少女は、 売り物のマッチが一つも売れず、 家に帰るに帰...
描かれているのは悲哀に満ちた人生 「ひとり者のナイトキャップ」 (アンデルセン/高橋健二訳) (「百年文庫051 星」)ポプラ社 「結婚しない」という条件で 異国の地に赴き、 店番をしながら 一人老いていったアントン。 ...
アンデルセン、この2編はもっと厳しいです 「赤い靴」「パンをふんだ娘」(アンデルセン/天沼春樹) (「アンデルセン傑作集」)新潮文庫 育ての親である老婦人が 死の床についているとき、 少女カーレンは お気に入りの赤い靴...
アンデルセンの女性観とは…、一体? 「どろ沼の王さまの娘」(アンデルセン/天沼春樹訳) (「アンデルセン傑作集」)新潮文庫 三羽の白鳥が沼に降り立つ。 一羽が白鳥の毛皮を脱ぐと、 それはエジプトの王女。 彼女は王の病を...
ガリバー、ついに理想郷に到達せり 「ガリバー旅行記」(スウィフト/山田蘭訳)角川文庫 いよいよガリバー4度目の航海。 第4話は「フウイヌム国渡航記」。 ここでは馬のような生物フウイヌムが 社会をつくっています。 そしてヒ...
ラピュタは天空に在るも強くなかった 「ガリバー旅行記」(スウィフト/山田蘭訳)角川文庫 先日来のガリバー旅行記、 第3話は盛りだくさんです。 なにしろ「ラピュタ、バルニバービ、 ラグナグ、グラブダブドリブ、 そして日本渡...
小さな国イギリス、小さな国ニッポン 「ガリバー旅行記」(スウィフト/山田蘭訳)角川文庫 誰もが名前は知っているものの、 まともに読んではいない小説 「ガリバー旅行記」。 第2話はおなじみ巨人国 「ブロブディンナグ渡航記」...
体制批判者スウィフトは階級社会を肯定していた 「ガリバー旅行記」(スウィフト/山田蘭訳)角川文庫 船が難破し、救命ボートまで転覆してしまった「わたし」は、幸運にも陸地にたどり着くことができた。目覚めた「わたし」は、手足も...
あれこれと考えてしまいました 「青い麦」(コレット/河野万里子訳) 光文社古典新訳文庫 前回取り上げた本作品は、 単なる「ボーイ・ミーツ・ガール」では ありません。 実は「年上の女性による 性の手ほどき」と 「16歳・...
ほぼ全編にわたってすれ違う二人 「青い麦」(コレット/河野万里子訳) 光文社古典新訳文庫 幼馴染みの フィリップとヴァンカは、 いつもの夏と同じように ブルターニュの海辺で過ごす。 だが、 16歳と15歳になった今年は...