「ひめゆりの塔」(石野径一郎)②
それでも本書は日本文学史上に残る希有な作品 「ひめゆりの塔」 (石野径一郎)講談社文庫 「本作品は著者の「怒り」の慟哭である」。 前回そう記しました。 「怒り」があまりにも 前面に出すぎているため、 文学作品としては 必...
それでも本書は日本文学史上に残る希有な作品 「ひめゆりの塔」 (石野径一郎)講談社文庫 「本作品は著者の「怒り」の慟哭である」。 前回そう記しました。 「怒り」があまりにも 前面に出すぎているため、 文学作品としては 必...
沖縄はいまだに蹂躙され続けている 「ひめゆりの塔」 (石野径一郎)講談社文庫 カナの所属する特志看護師部隊 「ひめゆり部隊」は、 上陸を開始したアメリカ軍の 攻撃からのがれるため、 南風原野戦病院を放棄し、 移動を決定す...