「放浪記」(林芙美子)②
彼女の一生も激動の「放浪記」だったのでしょう 「放浪記」(林芙美子)新潮文庫 書く。ただそれだけ。 捨身で書くのだ。 西洋の詩人きどりでは いかものなり。 きどりはおあずけ。 食べたいときは食べたいと書き、 惚れていると...
彼女の一生も激動の「放浪記」だったのでしょう 「放浪記」(林芙美子)新潮文庫 書く。ただそれだけ。 捨身で書くのだ。 西洋の詩人きどりでは いかものなり。 きどりはおあずけ。 食べたいときは食べたいと書き、 惚れていると...
一般庶民が書いた一般庶民のための初めての文学 「放浪記」(林芙美子)新潮文庫 借銭をしてまで辿り着いた尾道。 しかし母の稼いだ金は、 すべて義父の博打打ちに 使われていた。 「私」は仕方なしに 母とともに行商に勤しむ。 ...