安部公房 作品への入り口
安部公房1924年3月7日 – 1993年1月22日シュールレアリスト。不可思議で不条理な世界を描くのが得意な作家。劇団を主宰するなど、幅広い芸術活動を行う。作品は海外でも高く評価され、世界30数か国で翻訳出...
安部公房1924年3月7日 – 1993年1月22日シュールレアリスト。不可思議で不条理な世界を描くのが得意な作家。劇団を主宰するなど、幅広い芸術活動を行う。作品は海外でも高く評価され、世界30数か国で翻訳出...
「死」に向かって進んでいく自走式ベッド(と「ぼく」) 「カンガルー・ノート」(安部公房) 新潮文庫 突然「かいわれ大根」が脛に自生した「ぼく」は、訪れた病院で麻酔を打たれ、意識を失う。気付くとベッドに括り付けられ、硫黄温...
交わるはずのない二本の直線が 「神無月」(宮部みゆき)(「日本文学100年の名作第8巻」) 新潮文庫 深川の一膳飯屋で岡っ引きが一人、酒を飲んでいる。岡っ引きは毎年神無月の一夜だけ現れる押し込み強盗のことを考えている。そ...
何という潔い身の処し方、何という高邁な精神 「くるま宿」(松本清張)(「日本文学100年の名作第4巻」) 新潮文庫 東京の人力俥屋に、四十を過ぎた吉兵衛という男が俥引きとして働きたいとやってくる。仕事は重労働だったが、病...
本を愛する三人の登場人物が紡ぎ出す温かさ 「ミツザワ書店」(角田光代)(「さがしもの」)新潮文庫 ある新人文学賞を受賞した「ぼく」は、故郷の町にある「ミツザワ書店」を思い出す。高校生の夏、その店先にあった本がどうしても欲...