「復活の日」(小松左京)
コロナと対峙している現実と大きく重なります 「復活の日」(小松左京)角川文庫 196X年の冬、アルプス山中で墜落した遭難機に積まれていたもの、それは人間をはじめとする地上の生きものすべてを死に至らしめる凶暴なウイルスだっ...
コロナと対峙している現実と大きく重なります 「復活の日」(小松左京)角川文庫 196X年の冬、アルプス山中で墜落した遭難機に積まれていたもの、それは人間をはじめとする地上の生きものすべてを死に至らしめる凶暴なウイルスだっ...
原爆投下と東西冷戦を予言したかのような作品 「地球要塞」(海野十三) (「あしたは戦争」)ちくま文庫 いよいよ第三次世界大戦が始まる。部下からその報告を受けた「私」=黒馬博士は日本への帰還を決意する。しかし彼の乗る潜水艇...
昼と夜で表裏が変遷していく登場人物たち 「深夜の市長」(海野十三) 講談社大衆文学館文庫 司法官見習いの浅間には風変わりな趣味があった。深夜の大都会・T市の散歩である。彼はある晩、その散歩の途中、殺人事件を目撃する。駆...
本当の人間とは、そういうものだからですよ 「時間戦士」(眉村卓) (「まぼろしのペンフレンド」)角川文庫 未知の敵・ザグバンダに 侵略された世界。 人類は都市を捨て、 3千年後の未来へと時間跳躍し、 生き延びる道を探す。...
一度も映像化されていない、眉村卓の傑作SF 「ねじれた町」(眉村卓)角川文庫 中学1年生の行夫が 引っ越してきたQ市は、 過去の時空と繋がっていたり 鬼や妖怪が出没したりする 「ねじれた町」だった。 Q市の伝統行事「鬼の...
半世紀前に予言された世界に一歩ずつ近づいている 「下の世界」(筒井康隆) (「たそがれゆく未来」)ちくま文庫 トオルは今日も 体を鍛えることに余念がない。 トオルの周囲はすべて敵だった。 なぜならトオルが 最も強い肉体を...
レトロ感どころか未来を先読みしたような先見性 「まぼろしのペンフレンド」(眉村卓)角川文庫 中1の明彦に 突然舞い込んだ奇妙な手紙。 差出人・本郷令子という名には まったく心当たりがない。 そこには「あなたのすべてを 詳...
それは彼が「アンバランス」だったからです 「テスト」(眉村卓) (「まぼろしのペンフレンド」)角川文庫 優れた文才を持つ 文芸部部長の良作は、ある日、 謎の男たちに拉致される。 気がついたときに彼がいた場所は、 地球で...
自分の中の少年が目覚めたような感覚 「地獄の才能」(眉村卓)角川文庫 中学一年生の俊治のクラスに やってきた編入生・富士見は、 学習に、スポーツに、 超人的な能力を発揮し、 全校の人気を集める。 やがて俊治の同級生の明子...