中学校3年生に薦めたい本100冊vol.10 1月
第3学年1月 もっと日本語を勉強しよう! 子どもたちの家庭での学習の中で、一番時間が確保されていない教科は何か?国語です。残念でなりません。私は、国語の一番の勉強方法は読書だと思っています。同じ読書でも、次の8冊なら、さ...
第3学年1月 もっと日本語を勉強しよう! 子どもたちの家庭での学習の中で、一番時間が確保されていない教科は何か?国語です。残念でなりません。私は、国語の一番の勉強方法は読書だと思っています。同じ読書でも、次の8冊なら、さ...
コミュニケーションにおけるダブルバインド 「わかりあえないことから」(平田オリザ)講談社現代新書 「コミュニケーション能力の育成」やら「言語活動の充実」やら「対話的学び」やら、現代の学校では、言葉を伝えることが重要視され...
15歳の夏に読む長編小説 読書の醍醐味は長編小説の読破にあります。でも、普段それを読み通す時間の確保は難しいと思います。だから夏休みは読書に最適なのです。 もっとも中学校3年生にもなると受験を控え、それどころではないとい...
多様性の中で生きる能力の育成 「22世紀を見る君たちへ」 (平田オリザ)講談社現代新書 つい先月に出版されたばかりの 新刊本ですが、注意が必要です。 表題からすると 若い人たちに向けた本だと 考えられそうですが、中身は ...
日本という国がこれから歩まざるを得ない「下り坂」 「下り坂をそろそろと下る」 (平田オリザ)講談社現代新書 かつて私が 小学生のころ(昭和50年代)、 駅前の木造店舗が取り壊され、 それに代わって 4階建て・5階建てのデ...
演劇は「対話」だ! 「演劇入門」(平田オリザ) 講談社現代新書 演劇が好きで、 素人ながらに学校祭の演劇を担当し、 指導してきました。 ところが3年前に転任した現任校は 学校祭のプログラムに演劇はなく…。 寂しい思いを...
大きな衝突もなければ、べったり接近もありません 「幕が上がる」 (平田オリザ)講談社文庫 さおりの所属する高校演劇部は いつも地区大会止まり。 3年生になった4月、 演劇強豪校から 転入生がやってくる。 そして新採用の副...
「元16歳」たちからのメッセージ 「16歳 親と子のあいだには」 (平田オリザ編著)岩波ジュニア新書 16歳に限らず、13歳(中学1年生)から 18歳(高校3年生)まで、 親と子どもの間には 微妙な「あいだ」があると思い...