「桜の森の満開の下」(坂口安吾)②

「孤独」を表す「桜色」が全編にちりばめられている 「桜の森の満開の下」(坂口安吾) (絵:しきみ)立東舎 昨年末相次いで発刊された 「乙女の本棚」の坂口安吾の2篇。 すでに「夜長姫と耳男」は 取り上げています。 今回は「...

「月夜とめがね」(小川未明)

読み手を幸せな気分にしてくれる童話 「月夜とめがね」 (小川未明)(絵:げみ)立東舎 おだやかな月のいい晩のこと、静かな町のはずれに住むおばあさんのもとへ、めがね売りが来る。おばあさんがそのめがねをつけると、若い頃のよう...

「赤とんぼ」(新美南吉)②

おじょうちゃんは場面ごとにその装いが変化している 「赤とんぼ」(新美南吉) (絵:ねこ助)立東舎 前回取り上げた「赤とんぼ」、なんと 立東舎刊「乙女の本棚シリーズ」に 収録されていました。 この淡々とした展開を、 どのよ...

「押絵と旅する男」(江戸川乱歩)②

文学とCGイラストの幸福な邂逅 「押絵と旅する男」(江戸川乱歩) (絵:しきみ)立東舎 先日本作品を取り上げ、 現代こそ本作品が 最も受け入れられやすい 時代なのかも知れないと書きました。 本書こそ、 それを具現化したも...