「はたらく細胞02」(清水茜)
面白さの秘密は細胞世界に置き換えたストーリー展開 「はたらく細胞02」(清水茜)講談社 胃の周辺に現れた細菌に立ち向かった好酸球は、まったく歯が立たず、仲間の細胞から馬鹿にされる。細菌、そして腸炎ビブリオは白血球が駆除す...
面白さの秘密は細胞世界に置き換えたストーリー展開 「はたらく細胞02」(清水茜)講談社 胃の周辺に現れた細菌に立ち向かった好酸球は、まったく歯が立たず、仲間の細胞から馬鹿にされる。細菌、そして腸炎ビブリオは白血球が駆除す...
宮崎駿の類い希なる空想力 「ぼくの幽霊塔」(宮崎駿)(「幽霊塔」)岩波書店 今から六十年もむかし、町の小さな貸本屋でぼくは江戸川乱歩の「幽霊塔」に出会った。それはものすごくおもしろく、こわくて美しかった。気に入ったところ...
本書の面白さは「擬人化」にあり 「はたらく細胞01」(清水茜)講談社 酸素を運ぶ「赤血球」の足下で、突然地面が割れ、侵入者が現れる。それは「肺炎球菌」の一団だった。身の危険にさらされた「赤血球」を助けたのは「白血球」だっ...
へヴンズ・ドアを発動し…、いやいや 「岸辺露伴は動かない」(荒木飛呂彦) 集英社ジャンプコミックス 漫画家・岸部露伴は、編集者・泉京香から「富豪村」の話を聞く。周囲から孤立した山奥にある「富豪村」は、住人すべてが屈指の富...
行間を鮮やかに描出する、心憎いまでの演出 「あさきゆめみし7」(大和和紀) 講談社漫画文庫 匂宮の情熱的な愛情に身を任せる浮舟だが、同時に薫の献身的な愛も拒みきれない。その板挟みに悩んだ彼女は自ら命を絶つ決意をする。比叡...
運命に翻弄される美人三姉妹 「あさきゆめみし6」(大和和紀) 講談社漫画文庫 宇治で世を忍ぶ生き方をしていた八の宮を、薫は敬服し、彼のもとを度々訪問する。八の宮は自らの亡き後、二人の姫の後見を薫に請願する。一方で彼は二人...
漫画と小説、両方楽しみましょう。 「あさきゆめみし5」(大和和紀) 講談社漫画文庫 ここ数年体調を崩していた紫の上は、酷暑の中で一層衰弱する。そして秋の夕暮れ、源氏と明石中宮に看取られ、紫の上はついに帰らぬ人となる。悲嘆...
これもまた源氏物語の一つの世界 「あさきゆめみし4」(大和和紀) 講談社漫画文庫 冷泉院の美しい容貌に玉鬘は心を奪われ、宮仕えを勧める源氏の意向に傾く。源氏はそれに先立ち、玉鬘の成人式・裳着を計画する。玉鬘を訪れた夕霧は...
現代では実現不可能、究極の男の浪漫 「あさきゆめみし3」(大和和紀) 講談社漫画文庫 源氏から娘を紫の上の養女とするよう求められた明石の君は、悩みながらもそれを受け入れる。十二歳で元服した源氏の子・夕霧は、雲居雁に想いを...
漫画の便利なところと不得手なところ 「あさきゆめみし2」(大和和紀) 講談社漫画文庫 気位の高い六条御息所は魂が遊離するようになる。葵の上は物の怪に取りつかれ、源氏の子を出産したものの落命する。朧月夜は源氏との密会の現場...