「働くということ」(黒井千次)
何となくわかってきました。「働く」ということが。 「働くということ」(黒井千次) 講談社現代新書 こうしていつの間にか、「労働」はぼくにとっての文学の主題となり、小説の出発点となった。あまりにも漠として捉え難い現代を掴む...
何となくわかってきました。「働く」ということが。 「働くということ」(黒井千次) 講談社現代新書 こうしていつの間にか、「労働」はぼくにとっての文学の主題となり、小説の出発点となった。あまりにも漠として捉え難い現代を掴む...
紙面から溢れ出ているヒッチコック愛 「ヒッチコック」(筈見有弘) 講談社現代新書 ヒッチコックの映画を深く読んでいくと、アイデンティティの追究、人間の内部における善と悪の葛藤、アモラルな視点、神の高見からの人間観察といっ...
まだまだ本を愛している人間がたくさんいる 「本は、これから」(池澤夏樹編) 岩波新書 ここに集められた文章全体の傾向を要約すれば、「それでも本は残るだろう」ということになる。あるいはそこに「残ってほしい」や、「残すべきだ...
サカナからホモ・サピエンスへ、その壮大なドラマ 「サピエンス前史」(土屋健) 講談社ブルーバックス ホモ・サピエンスは、突如として誕生したわけではありません。現在へと連綿と続く進化の果てに生まれました。私たちのからだをつ...
日本語にぎっしり詰まっている不思議や魅力 「日本語はおもしろい」(柴田武) 岩波新書 たのしい日本語の話題十五章は、構造をもった「言語」と、それの時代による「変動」、それらの中心にいる「人間」、この三つのことにしぼられる...
現在の地球へと連なる、哺乳類の時代 「生命の大進化40億年史 新生代編」(土屋健)講談社ブルーバックス 新生代は、約6600万年前から現在まで。古生代や中生代と比べると圧倒的に短い期間です。しかし地層に残るさまざまな&#...
では大谷選手との間を隔てる「0.1%」はどんな「差」? 「能力はどのように遺伝するのか」(安藤寿康)講談社ブルーバックス 大谷選手の活躍を見て心を動かされ、自分もやってみたいと心を熱くする人も生まれてくるのは、ヒトをつく...
シニアは社会にとって必須の存在 「なぜヒトだけが老いるのか」(小林武彦)講談社現代新書 「老い」とはいったい何なのでしょうか?人にとって老いは必要なものなのです。もっと言うと、老いを実感しているシニアは社会にとって必須の...
「人類の進化」の入門書として最適の一冊 「図解 人類の進化」(斎藤成也) 講談社ブルーバックス 人類は、猿人→原人→旧人→新人という段階を踏んで進化した、という説明を聞いたことがあるでしょう。この説明自体は大筋でそのとお...
「真剣」と「滑稽」、生の現場の迫力 「看護師という生き方」(宮子あずさ) ちくまプリマー新書 看護師という仕事は、働く人の人間性に強く働きかけ、特有の人生を生きることになります。平たく言えば、看護師として働き続けていくに...