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カテゴリー: 11 明治生まれの作家

1899 吉野源三郎/5 新書/53 新書・社会科学

「同時代のこと」(吉野源三郎)

Posted on 2025-08-04

時空を超えて私たちに迫ってくる吉野の問いかけ 「同時代のこと」(吉野源三郎)岩波新書 関心の強度こそ人間の人間としての実在性を支える内延量にあたるものであって、社会的・歴史的現実というものも、この関心にもとづく私たちの切...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1902 久生十蘭

「黒い手帳」(久生十蘭)

Posted on 2025-08-01

あり得ない設定、でも十蘭なら 「黒い手帳」(久生十蘭)(「久生十蘭短篇選」)岩波文庫 自分の机の上にいま一冊の手帳が載っている。一輪挿しの水仙がそのうえに影を落としている。一見、変哲もない古手帳にすぎぬが、この中には、あ...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1867 夏目漱石

「永日小品」(夏目漱石)

Posted on 2025-07-18

短編小説と随筆との中間にひろがる曖昧な領域の「旨味」 「永日小品」(夏目漱石)(「文鳥・夢十夜」)新潮文庫 雑煮を食って、書斎に引き取ると、しばらくして三四人来た。いずれも若い男である。その内の一人がフロックを着ている。...

1803 リットン/1872 岡本綺堂/3 海外の文学/31 イギリス文学

「貸家」(リットン)

Posted on 2025-07-11

リットン×岡本綺堂=最強オカルト・ユニット 「貸家」(リットン/岡本綺堂訳)(「世界怪談名作集」)河出文庫 「われわれは最近思いもつかないことに出逢ったよ。ロンドンのまんなかに化け物屋敷を見つけたぜ」「ほんとうか。何が出...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1899 石川淳

「喜寿童女」(石川淳)

Posted on 2025-07-04

格調高き文体から繰り出される「ジョーク」 「喜寿童女」(石川淳)(「女体についての八篇 晩菊」) 中公文庫 「わたし」が手に入れた古書「妖女伝」には、喜寿祝いの夜、忽然と姿を消した江戸の名妓・花女の「その後」が書かれてあ...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1888 深尾須磨子

「さぼてんの花」(深尾須磨子)

Posted on 2025-06-25

カムフラージュに見えて実は伏線 「さぼてんの花」(深尾須磨子)(「百年文庫063 巴」)ポプラ社 あなたはわたしというものに愛想をつかすだろうか。いかに相弟子とはいいながら、はじめて逢った彼に、しかも異邦人の彼に送って貰...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1886 谷崎潤一郎

「日本に於けるクリップン事件」(谷崎潤一郎)

Posted on 2025-06-20

これは「食レポ」ならぬ「殺レポ」か? 「日本に於けるクリップン事件」(谷崎潤一郎)(「潤一郎ラビリンスⅡ」)中公文庫 クラフト・エビングに依って「マゾヒスト」と名づけられた一種の変態性慾者は、云う迄もなく異性に虐待される...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1886 谷崎潤一郎

「赤い屋根」(谷崎潤一郎)

Posted on 2025-05-07

その女を自分好みにカスタマイズ 「赤い屋根」(谷崎潤一郎)(「潤一郎ラビリンスⅡ」)中公文庫 此の男を巧く欺して、いいように操ってやることが面白くもあり、それほど自分に腕のあることが愉快でもあった。ところが、それがそうで...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1903 森茉莉

「曇った硝子」(森茉莉)

Posted on 2025-04-30

静かに浮かび上がる作者の実生活とその情念 「曇った硝子」(森茉莉)(「女体についての八篇 晩菊」) 中公文庫 魔利の部屋では何でもがすぐに無くなる。まるで魔のように、無くなる。すると、不安な心と、小さな後悔とが、魔利の胸...

1 日本文学/11 明治生まれの作家/1902 久生十蘭

「黄泉から」(久生十蘭)

Posted on 2025-03-05

凝縮し、結晶化したような最後の一文 「黄泉から」(久生十蘭)(「久生十蘭短篇選」)岩波文庫(「文豪怪談傑作選・昭和篇」) ちくま文庫 ルダンさんの家庭塾には光太郎ばかりではなく、光太郎のただひとりの肉親である従妹のおけい...

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2026-03-12
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2026-03-09
「誰が殺したか」(浜尾四郎)

2026-03-08
「團十郎切腹事件」(戸板康二)

2026-03-08
「底無沼」(角田喜久雄)

2026-03-07
「百年文庫068 白」

2026-03-06
「不勉強が身にしみる」(長山靖生)

2026-03-05
「薔薇の別荘」(横溝正史)

2026-03-04
「壺中美人」(横溝正史)

2026-03-01
「橋本式国語勉強法」(橋本武)

2026-03-01
「〈銀の匙〉の国語授業」(橋本武)

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ごあいさつ

ご訪問ありがとうございます。
当ブログは
読書指導を考えている
中学校教員のみなさんへの読書指導案内、
そして本を読みたいけれども
何を読めばいいのか迷っている
中高校生への読書案内ができればと考えて
立ち上げました。

でも、当ブログを見た中学生が
当ブログで取り上げた本を読んでみる、
ということはあまり想定していません。
中学生がこんな文字だけの
ブログを読むとは考えにくいのです。

むしろ当ブログをご訪問いただいた
中高生の子どもを持つ親世代の方に、
親子で読書を楽しむ
環境作りのお役に立てればという
気持ちを持っております。

そしてじわじわと
読書を楽しむ習慣を持つ人が
増えればいいなと、
そんな願いを込めて
毎日せっせと書き綴っています。

さらに、私と同じく
本が三度の飯より好きだという方の
本選びの参考になることがあるならば
これ以上の幸いはありません。

基本的には
文庫本と新書本に限定しています。
図書館で読むことを想定せず、
購入して読むことを想定した
内容となっております。
私の住む地域の図書館利用が
きわめて不便であることと、
人様に紹介する以上、
私自身が所有し読了していることを
前提条件としているからです。

どなたさまもどうかよろしく
おつきあいください。

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本の大海原を航海し、中学生高校生に読書の素晴らしさを伝えたいと願う読書人キャプテン・ラバン

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