「明暗」(夏目漱石)①

一癖も二癖もある人物が作品中に蠢いている 「明暗」(夏目漱石)新潮文庫 周囲に円満な関係を 示そうとする津田と、 夫から愛されようと願うお延との 夫婦関係はしっくりいっていない。 二人は津田の妹・秀子や 津田の上司・吉川...

「八百八十番目の護謨の木」(横溝正史)

探偵小説の香りのする冒険小説 「八百八十番目の護謨の木」(横溝正史)(「血蝙蝠」)角川文庫 恋人・大谷慎介の無実の証として、三穂子は殺された緒方の残した「O谷」の文字の意味を解く。それは犯人の名前ではなく、ゴムの木に彫ら...