「夜歩く」(横溝正史)
金田一耕助の事件簿012 溢れ出る横溝の創作意欲 「夜歩く」(横溝正史)角川文庫 探偵作家・屋代が招待された古神家には、好色の後家・お柳、知的障害のある四方太、佝僂の守衛、夢遊病の美女・八千代、酒乱の仙石鉄之進がいて、お...
金田一耕助の事件簿012 溢れ出る横溝の創作意欲 「夜歩く」(横溝正史)角川文庫 探偵作家・屋代が招待された古神家には、好色の後家・お柳、知的障害のある四方太、佝僂の守衛、夢遊病の美女・八千代、酒乱の仙石鉄之進がいて、お...
世紀末から21世紀への転換点、進化する日本文学 「日本文学100年の名作第9巻 アイロンのある風景」新潮文庫 「アイロンのある風景 村上春樹」二月の深夜、三宅から焚き火に誘われた順子は、恋人・啓介とともに海岸へ向かう...
多民族国家の素顔を垣間見るような一作 「狂信者イーライ」(ロス/宮本陽吉訳)(「集英社ギャラリー世界の文学17 アメリカⅡ」)集英社 弁護士イーライは住民の依頼を受け、町にあるユダヤ神学校に立ち退きを要請し...
ハッブルへの惜別の気持ちも込め… 「カラー版 ハッブル望遠鏡の宇宙遺産」(野本陽代)岩波新書 「遺産」という言葉を使うことにしたのにはわけがある。二〇〇四年一月、第五回のサービス・ミッションがキャンセルされた。サービス・...
勉強ができるということは、それだけで武器になる 「金の角持つ子どもたち」(藤岡陽子) 集英社文庫 まもなく中学受験を控えた子どもたちを受け持っている塾講師・加持は、同僚の新人・猿渡から転職理由を尋ねられる。加持はかつては...
本作品で注目したいのは、名探偵の登場 「十二時前後(1926年)」(横溝正史)(「横溝正史探偵小説選Ⅰ」)論創社 「十二時前後(1955年)」(横溝正史)(「横溝正史探偵小説選Ⅴ」)論創社 須山医師を殺害した犯人として逮...
脇役・金田一耕助、主役・謎の青年。 「迷路の花嫁」(横溝正史)角川文庫 女性霊媒師殺人事件に遭遇した若手作家・松原浩三。彼は発見者でありながら、現場の遺留品を警察に隠すなど、不審な行動を取る。さらに彼は心霊術の大家・建部...
読み終えて「なるほど」と納得できる 「ルックスライク」(伊坂幸太郎)(「日本文学100年の名作第10巻」) 新潮文庫 美人のクラスメート・美緒から、無賃利用者を一緒に捕まえて欲しいと請われ、和人は駅の地下駐車場に向かう。...