「プチ革命 言葉の森を育てよう」(ドリアン助川)
自らの心の中に「言葉の森を育てる」 「プチ革命 言葉の森を育てよう」(ドリアン助川)岩波ジュニア新書 どんな時代がこようと、どんな環境にあろうと、あなたの心に自由な飛翔があるなら、そしてそれを信じられるなら、フロンティア...
自らの心の中に「言葉の森を育てる」 「プチ革命 言葉の森を育てよう」(ドリアン助川)岩波ジュニア新書 どんな時代がこようと、どんな環境にあろうと、あなたの心に自由な飛翔があるなら、そしてそれを信じられるなら、フロンティア...
味わいどころはずばり「ホームズの探偵術」 「緑柱石の宝冠」(「シャーロック・ホームズの冒険」)(ドイル/日暮雅通訳)光文社文庫 大銀行頭取・ホールダーは、ある高貴な人物への融資の担保として、「緑柱石の宝冠」を預かる。ある...
政治家の、選挙区民に対する釈明のような 「老村長の死」(安部公房)(「題未定 安部公房初期短編集」) 新潮文庫(「安部公房全集001」)新潮社 「諸君は私を罪人だと云う。すかし一体、私が何をしたでありましょうか。私は村長...
そのまま受け入れるのは難しい…、でも 「年金生活者」「古陶器」(ラム/山内義雄訳)(「百年文庫038 日」)ポプラ社 …目にみえて、私は紳士らしくなってゆく。新聞をとりあげるのは、オペラの様子を読むためである。私の仕事は...
それでいて等身大の若さが漲っている 「動物学科空手道部1年高田トモ!」(片川優子)双葉文庫 「これしかない。大学生活を賭けるべき価値のあるもの」。大学入学早々、トモはそう決意し、空手道部に入部する。「いっさい女らしさを捨...
ポーの恐るべき創造世界の出発点 「壜の中に見出された手記」(ポー/渡辺温訳)(「ポー傑作集」)中公文庫 氷が突然、右と左とに開かれれば、我々は眩しく廻転し初める、無数の同心円の中に、ぐるぐると巨大な壁の頂は迥な暗の中に消...
行間からそこはかとなく漂ってくる時代の匂い 「幽霊小家」(押川春浪)(「押川春浪幽霊小説集」)国書刊行会(「少年小説大系第2巻押川春浪集」) 三一書房 叔父の荒井博士とともにアジア大陸探検隊に加わった猛雄と俊一の二少年。...
隠すようにして、鋭い告発文を内包させた逸品 「駅長」(プーシキン/神西清訳)(「スペードの女王・ベールキン物語」) 岩波文庫(「百年文庫037 駅」)ポプラ社 旅の途中で立ち寄った***駅で知り合った駅長とその美しい娘に...
「生」と「死」を考えるための、大人の純文学作品 「ピスタチオ」(梨木香歩)ちくま文庫 ライターである棚のもとへ、アフリカ取材の仕事が舞い込む。愛犬の病、前線の通過、アフリカに生きた友人の死、棚の周囲に起きたいくつかのこと...