「椿宿の辺りに」(梨木香歩)②
人間は何も手を加えないのが一番いい 「椿宿の辺りに」 (梨木香歩)朝日新聞出版 山幸彦の赴いた椿宿の地は、 たびたび本出川が氾濫し、 治水の必要性が叫ばれていた。 過去の二度にわたる治水工事、 そして現代では その支流の...
人間は何も手を加えないのが一番いい 「椿宿の辺りに」 (梨木香歩)朝日新聞出版 山幸彦の赴いた椿宿の地は、 たびたび本出川が氾濫し、 治水の必要性が叫ばれていた。 過去の二度にわたる治水工事、 そして現代では その支流の...
「痛み」のもたらした新しい人生観 「椿宿の辺りに」 (梨木香歩)朝日新聞出版 頭痛腰痛三十肩、そして鬱病と、 佐田山幸彦は 痛みに悩まされていた。 そして従妹の海幸比子も 階段から落下し、骨折していた。 なぜ自分たちは ...
きっと生き方の指針が見つかるはずです 「馬鹿一」(武者小路実篤)角川文庫 石や草ばかりを描く画家馬鹿一。 自己流で稚拙ではあるが、 どこまでも誠実な人柄が 滲み出ているため、 彼の画は心ある人の 観る眼を引きつける。 彼...
40年積み重ねてそれでようやく「芽が出て来た」 「真理先生」(武者小路実篤)新潮文庫 精神一到何事か成らざらん。 よく聞く言葉です。 でも、私はこの言葉の意味を 正しく理解できていませんでした。 「気合いを入れれば何でも...
馬鹿一の画を評価する人々も善人であり奇人 「真理先生」(武者小路実篤)新潮文庫 真理について説いている 真理先生のもとには 皆が慕って集まる。 先生は石ばかり描いている 売れない画家・馬鹿一の 絵に興味を持ち、 彼に人間...
誰にでもわかる言葉で真理を語る、武者小路実篤 「馬鹿一」(武者小路実篤) (「百年文庫096 純」)ポプラ社 石や草ばかりを描く画家の馬鹿一。自己流で稚拙ではあるが、どこまでも誠実な人柄が滲み出ているため、彼の描く絵は心...
本作品で「明智小五郎像」が確定した 「黒手組」(江戸川乱歩) (「江戸川乱歩全集第1巻」)光文社文庫 「黒手組」と名乗る賊徒の一団が 都下で犯罪を繰り返していた。 「私」の伯父がその被害に遭い、 身代金一万円を渡したもの...
戦後の少年探偵団シリーズのスタンダード・モデル 「青銅の魔人」(江戸川乱歩)ポプラ社 「青銅の魔人」(江戸川乱歩)(「江戸川乱歩全集第15巻」)光文社文庫 「青銅の魔人」(江戸川乱歩)(「怪人二十面相・青銅の魔人」) 岩...
瞬く間にベストセラーになっていました 「続ざんねんないきもの事典」 (今泉忠明監修)高橋書店 「ざんねんな生きもの事典」について、 2017年2月に当ブログの前身 Yahoo!ブログで取り上げました。 マニアックな層に人...
正確に表すと「生き物たちの残念な一面事典」 「ざんねんないきもの事典」 (今泉忠明監修)高橋書店 勤務校の図書室で見つけた1冊です。 ペラペラとめくってみると、 1ページに1種類ずつ、いろいろな 「ざんねんないきもの」に...