「正欲」(朝井リョウ)
向かうべき未来の50年先を見据えた小説 「正欲」(朝井リョウ)新潮社 「いなくならないから」。経済的に自立している共働きの夫婦。その状態で、夫が性犯罪で捕まった。しかも児童ポルノ所持という、世間的に最も嫌悪される種類の容...
向かうべき未来の50年先を見据えた小説 「正欲」(朝井リョウ)新潮社 「いなくならないから」。経済的に自立している共働きの夫婦。その状態で、夫が性犯罪で捕まった。しかも児童ポルノ所持という、世間的に最も嫌悪される種類の容...
時代を超えた面白さ、まさに古典的名作 「黄金虫」(ポー/巽孝之訳)(「モルグ街の殺人・黄金虫」) 新潮文庫 「黄金虫」(ポー/渡辺温訳)(「ポー傑作集」)中公文庫 訪ねてきたジュピターから、主人ルグランの変調を聞いた「わ...
結びの一文が素敵です。「おれ、およしとできた」。 「小さな橋で」(藤沢周平)(「日本文学100年の名作第7巻」) 新潮文庫 「小さな橋で」(藤沢周平)(「橋ものがたり」)新潮文庫 広次は姉を迎えに行かなければならなかった...
不器用な生き方を、突き放した立場で描いた作品群 「掃除婦のための手引き書」(ルシア・ベルリン/岸本佐知子訳) 講談社文庫 手抜きしない掃除婦だと思わせること、初日は、家具をぜんぶまちがって戻す――五インチ、十インチずらし...
高校生、でも部活動ではない 「凜として弓を引く」(碧野圭) 講談社文庫 一週間ももたずにテニス部を退部した楓は、このまま帰宅部になる覚悟だった。しかし玄関先で待っていたのは、弓道の無料体験講座で一緒だった善美だった。無口...