「太平洋戦争 日本の敗因4」(NHK取材班)
現代日本の「組織」そのものを変える必要がある 「太平洋戦争 日本の敗因4」(NHK取材班)角川ソフィア文庫 「インパールを三週間で攻め落とす」―室田口司令官のこの大号令で昭和一九年三月にはじまった同作戦には、前記三個師団...
現代日本の「組織」そのものを変える必要がある 「太平洋戦争 日本の敗因4」(NHK取材班)角川ソフィア文庫 「インパールを三週間で攻め落とす」―室田口司令官のこの大号令で昭和一九年三月にはじまった同作戦には、前記三個師団...
名探偵は、どこにでもいるおばあちゃん 「牧師館の殺人」(クリスティ/羽田詩津子訳) ハヤカワ文庫 村中から嫌われている老大佐が、牧師館の中で殺害された。ゴシップ好きの多い田舎村・セント・メアリ・ミードは騒然となる。まもな...
ならば文学作品の中で猫とじゃれ合えば 「猫と庄造と二人のをんな」「ドリス」(谷崎潤一郎)(「猫と庄造と二人のをんな」)中公文庫 リリーを譲って欲しい。前妻・品子からの手紙を見て、福子は動揺する。しかし、自分以上に雌猫・リ...
逃亡といっても、その深刻度はピンからキリまで 「百年文庫088 逃」ポプラ社 「男鹿 田村泰次郎」ある冬の寒い日、一人の男が、私を訪ねてきた。「大木戸登を、ご存じでしょう?」私は知っていると答えた。知ってはいるが私は大陸...
何と…、今度は「虎」と「豹」です。 「虎使ひ志願」「虎から豹へ」(長谷川如是閑)(「如是閑文藝選集1」)岩波書店 「虎使ひになつちや何うだ」。日々の生活に飽き飽きしていた「彼れ」は、友人が掛けたその言葉に反応する。虎使い...
圧巻!繰り返されるどんでん返し 「琥珀のパイプ」「歪んだ顔」(甲賀三郎)(「ミステリー・レガシー」) 光文社文庫 自警団の巡回中に「私」が出会った火災。鎮火した家屋の中からは、留守番中の夫婦とその子どもの惨殺死体が発見さ...
「僕」が「幸福」と捉えているものは 「幸福」(安岡章太郎)(「教科書名短篇 家族の時間」) 中公文庫 ぶっきらぼうな駅員が差し出したおつりは、十円紙幣と勘違いしたのか、五円多いものだった。浮いた五円の使い道を空想していた...
騙されやすい三造の姿こそ、味わいどころ 「馬糞石」(葛西善蔵)(「百年文庫083 村」)ポプラ社 馬糞石はお宝だった!?先日死んだ馬の腸内から取り出された結石・馬糞石が、高額で取引されていることを、ゴホンケの老人から聞き...
過疎地域を肯定的な視点から捉えた魅力溢れる作品 「島はぼくらと」(辻村深月) 講談社文庫 地元・冴島に高校がないため、フェリーで通う高校生、朱里、衣花、源樹、新。Iターン者やシングル・マザーを受け入れる冴島には、新しい風...
圧巻!パニック映画の臨場感 「メヱルストロウム」(ポー/渡辺啓助訳)(「ポー傑作集」) 中公文庫 「大渦巻への落下」(ポー/巽孝之訳)(「大渦巻への落下・灯台」)新潮文庫 死にも増る恐怖の六時間の為に私の軀も、精神もすつ...