「自分力を高める」(今北純一)
ミッション・ヴィジョン・パッションを大切に 「自分力を高める」(今北純一)岩波ジュニア新書 何か子どもたちに紹介する本で、 生き方の指針になるような 一冊はないか? かれこれ6年前、 そんな思いで探していたとき、 目につ...
ミッション・ヴィジョン・パッションを大切に 「自分力を高める」(今北純一)岩波ジュニア新書 何か子どもたちに紹介する本で、 生き方の指針になるような 一冊はないか? かれこれ6年前、 そんな思いで探していたとき、 目につ...
「魔法使い」と「人間」の絶妙な設定 「思い出あずかります」(吉野万理子)新潮文庫 魔法使いが営む「おもいで質屋」は、 想い出を担保にお金を貸してくれる。 中学校の新聞部部長・里華は、 その魔法使いへの取材を敢行する。 想...
実に味わい深い「ロバ目線」 「ロバのサイン会」(吉野万理子) (「本屋さんのアンソロジー」)光文社文庫 「これが噂に聞いていた本屋か」。 初めて開かれる 自身のサイン会の 会場となる書店に 到着した「ボク」は感慨にふけ...
惹きつけられるのは、その「自由」な魂 「竹久夢二詩画集」(竹久夢二)岩波文庫 子どもの頃、 母親の買った雑誌に載っていた絵 (女性を描いた絵でした)を観て 「なんて下手な絵なんだろう」と 思った記憶があります。 それが竹...
飾らない夢二の魂が、そこにあります。 「童話集 春」(竹久夢二)小学館文庫 都会に憧れていた留吉は、 意を決して都へ出かける。 小学校時代の同級生・時雄を 頼ろうと思い訪ねてみると、 彼の家は立派な屋敷だった。 巡査から...
謎解きに重点を置かない「悲しいお伽話」 「物言わぬ鸚鵡の話」(横溝正史)(「血蝙蝠」)角川文庫 口のきけぬ妹マヤのために 友人Sが贈ってくれた鸚鵡は、 話すどころか 鳴き声すら立てなかった。 その鸚鵡の舌が 切断されてい...
金田一耕助の事件簿007 謎のダイイング・メッセージ、「暗闇の中の猫」とは? 「暗闇の中の猫」(横溝正史) (「華やかな野獣」)角川文庫 二人組の強盗殺人犯は、工事中のキャバレーへ逃げ込むものの、なぜか二人はその中で銃で...
14歳で終戦をむかえた著者の目に映った「軍隊」 「くだんのはは」(小松左京) (「日本文学100年の名作第6巻」) 新潮文庫 空襲で焼け出された「僕」は、かつての家政婦・お咲さんの奉公先へ一時預けられることになる。その家...
やはり誰にも止めることはできないのではないか 「召集令状」(小松左京)(「あしたは戦争」)ちくま文庫 同じ課の新入社員に、ある日、召集令状が届いた。「たちの悪いいたずらだ」と気にも止めずにいたのだが、次々と日本全国の成年...
何の本を読んだかは、どう生きたかの証明でもある 「ミーナの行進」(小川洋子)中公文庫 昨日取り上げた本書の少女ミーナ。 彼女は小学校6年生にもかかわらず、 すでに川端康成の 「伊豆の踊子」「雪国」「古都」を 読破している...