「イラクの戦場で学んだこと」(岸谷美穂)②
若い人が世界を知るための良書 「イラクの戦場で学んだこと」 (岸谷美穂)岩波ジュニア新書 前回は本書を 若き女性NGO職員・岸谷美穂さんの 奮闘記録と紹介しました。 しかし本書の真の価値は 「奮闘記録」で終わってはいない...
若い人が世界を知るための良書 「イラクの戦場で学んだこと」 (岸谷美穂)岩波ジュニア新書 前回は本書を 若き女性NGO職員・岸谷美穂さんの 奮闘記録と紹介しました。 しかし本書の真の価値は 「奮闘記録」で終わってはいない...
いいものです、若い人が頑張っているのは。 「イラクの戦場で学んだこと」 (岸谷美穂)岩波新書 いいものです。 若い人が頑張っている記録を読むと、 本当に元気が出てきます。 著者岸谷美穂さんは私より9歳も若く、 この本自体...
恋心は16年間、一貫して続いていたのです。 「田舎」(プレヴォー/森鴎外訳) (「百年文庫006 心」)ポプラ社 脚本作家・ピエエルは16年前、 自分が恋をしていた 女性・マドレエヌから 一通の手紙を受け取る。会って 相...
彼は生の喜びを再認識するのです 「死」(アルツィバーシェフ/森鷗外訳) (「百年文庫056 祈」)ポプラ社 医学士ソロドフニコフは散歩の途中、退屈まぎれに顔見知りの見習士官ゴロロボフの家に立ち寄る。すぐに立ち去るつもりだ...
現在も鋭く問題提起をし続けている本作品 「海と毒薬」(遠藤周作)新潮文庫 前回は、本書に登場する人物の中でも 中心的な描かれ方をしている 勝呂医師に焦点を当てました。 しかし、本作品の構造は特殊であり、 勝呂医師について...
何度読み返しても戦慄を禁じ得ません 「海と毒薬」(遠藤周作)新潮文庫 戦争末期のF市大学病院。 その医局では橋本・権藤両教授が 権力を争っていた。 前部長の姪の手術に 失敗した橋本は、 名誉挽回のために軍部と接近、 米兵...
深い芸術性に裏打ちされた娯楽作品 「走れメロス」(太宰治) (「走れメロス」)新潮文庫 捕らえられたメロスは、 村に残した妹に 祝言を挙げさせるため、 3日間、刑の猶予を願い出る。 そしてその人質として 友人セリヌンティ...
太宰治の「走れメロス」とそっくりです 「デイモンとピシアス」(鈴木三重吉) (「日本児童文学名作集(上)」) 岩波文庫 古代ギリシアのシラキュースの議政官ディオニシアスは我が儘で残酷な性格の持ち主。ある日、学者のピシア...
謎解きが沸騰点に達したところで語り手交代 「蛇行する川のほとり」 (恩田陸)中公文庫 憧れの美少女先輩・香澄と 芳野の2人から、夏休みに合宿を 持ちかけられた毬子。 期待を膨らませて訪れた 「船着き場のある家」は、 かつ...
恩田陸、恐るべし 「夜のピクニック」 (恩田陸)新潮文庫 全校生徒が 24時間かけて80kmを歩く 高校の伝統行事「歩行祭」。 貴子は特別なこの日に、 自分の中で賭けをした。 それは同じクラスの融に 声を掛けるということ...